人員削減と作業効率UPのための5つの戦略

会社の人員を削減して人件費をコストダウンするには、社員一人一人の作業効率を上げていく必要があります。

なぜなら、単純に人を減らすだけでは残った社員の負担が増えることになり、かえって業務の効率が悪くなってしまうからです。

限られた時間のなかで効率よく仕事を進めるには、やるべきことを決めるのと同時に、やらないことを決めることも大切。

例えば弊社では、「フリープランをやめる」と決めてプランを絞ってお客様に提案することで、様々な工程をカットしたり時間短縮することができました。

そして、そのノウハウをJCCA加盟店様にお伝えすることで工務店安定経営のお手伝いをさせていただいています。

今回はそんなJCCAのノウハウの中から、人員削減と作業効率UPのための5つの戦略を少しご紹介します。

人員削減と作業効率UPのための戦略①設計担当者の削減

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会社の人員削減に取り掛かったとき、まず設計担当者を減らせないかと考えました。

通常であれば、設計担当者はどこの住宅会社にも1名~3名くらいいるのが普通です。

大手ハウスメーカーになれば、だいたい何十、何百人といるでしょう。

ですが、弊社では現在、社長の私がすべての設計やデザインをおこなっています。

今まで何百何千とやって来たプランと特許を取得したスマートレイアウトコードがありますので、その中から良いものだけを厳選し改良を加えお客様に提案するのです。

一から設計する必要がない状態を仕組化すると、一人でも十分対応できるようになります。

また、住宅の商品開発には、普段から家事をしている主婦の意見を聞く事が一番です。

間取りや使い勝手に関しての情報等は、主婦である女性スタッフに意見を聞いて商品に反映させています。

あれこれ悩む必要がないくらい使いやすく改善されたプランの中からお客様に選んでいただくことができるので、契約までの期間もとても短いのがJCCAのローコスト住宅の特徴でもあります。

人員削減と作業効率UPのための戦略②積算担当者の削減

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どこの住宅会社の営業マンでも、1人で年間に6~7棟契約が取れれば良い方。

実際は1人の営業マンが20人~40人くらいのお客様に提案をして、契約をとれるのが平均1人ほどと言われています。

そして一般的な住宅会社の場合、フリープランと言って様々なプランを設計しお客様に提出していると思いますが、作成したプランごとにどのくらいの原価がかかり費用がかかるかそのつど積算していますよね。

その積算金額に会社の利益を乗せて、お客様に見積もりを提出する、という流れが一般的だと思います。

 

こうしてすべてのお客様にプランを提出するわけですが、20~40人分の設計担当者の費用、積算担当者の費用、担当営業マンの費用、これらすべてが契約する1人のお客様に経費として集中します。

その他にも事務スタッフ、コーディネーター、大きい会社になれば幹部や社長の人件費などもかかってきます。

これでは、どう頑張っても建物の金額は下がるわけがありません。

経費が高い分建物を高く売らなければ会社が存続できませんが、高額になるとお客様の手が届きにくい商品となり売れにくくなってしまいます。

これからは経費を削減して商品価格を抑え、その中から確実に利益を出していくことが重要です。

弊社ではフリープランをやめたことで、毎回違う設計をする必要がなくなり、それに伴って積算担当者の仕事自体も大幅に減らすことができました。

 

弊社では、今までに何百何千と建物を建てたデーターがあるため、建物ごとに毎回の積算するようなことはしていません。

積算担当者を削減しても、いざとなれば店長やコーディネータースタッフがおこなうことができる仕組みを作っているのです。

人員削減と作業効率UPのための戦略③コーディネーターを多能工に

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弊社には女性スタッフがおりますが、女性スタッフの業務内容は多岐にわたります。

CADオペレーター、インテリアコーディネート、業者との交渉、商品の発注、お客様との打ち合わせ、現場案内、積算、仕様書の作成、見積作成、請求書作成、事務全般、そしてそれらのコーディネート、これらの業務を全てをこなしてもらっています。

その他、営業のサポート、現場監督のサポートなどもおこなっています。

他の会社ではこれらの業務を担当者ごとに分けていると思いますが、弊社では会社内の事務的な仕事も合理化するために、書類一つ作成するのにも最低限の作業だけで完成させられるような仕組みを導入しました。

そういった手早く仕事を進めるコツを一つずつ積み重ねていくと、大きな時間短縮につながります。

そのため時間に余裕ができて担当をわける必要がなくなり、1人のコーディネーターがさまざまな業務を行う事が可能になっています。

人員削減と作業効率UPのための戦略④営業マンは雇わない

staff-reduction4弊社では、店長と多能工なコーディネーターとの連携プレイにより、営業マンは雇わない方針なので、営業はすべて社長の私1人でおこなっています。

社長が偉そうにふんぞり返っているのはドラマや漫画の中だけで、実際は誰よりも会社のために働き、多くの仕事を抱えているのではないでしょうか。

私自身も、日頃から多くの仕事を抱えているため、お客様のもとに訪問する時間が取れない状態でした。

このままでは契約が取れないと悩んでいたのですが、現在は自分から営業に出向かなくても、お客様に来ていただけています。

特に土曜日、日曜日にはお客様が集中するのでお客様自ら、ご来店いただき接客させていただいてます。

弊社には、来店する前からお客様に商品をしっかり知っていただくための仕組みがあるので、わざわざ訪問営業をし建物の良さなどを売り込む必要はありません。

そして、通常はモデルハウスの案内なども営業マンの仕事だと思いますが、弊社の場合は女性スタッフに案内をしてもらっています。

人員削減と作業効率UPのための戦略⑤現場監督=スーパーバイザー

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弊社の現場監督「スーパーバイザー」は一人しかいません。

業者さんの段取りから発注、価格交渉、現場打ち合せ、大工さん打ち合わせ、地鎮祭、建物引渡し、引渡し後のアフターメンテまで、ちょっとしたことなら現場監督がやってしまいます

私自身も元々は、現場の職人だったため(リフォームが主)、常に手直しなど出来るよう道具を持ち歩いています。

その他にも業者さんとの交渉、工程の管理、請求書のチェック、 営業のサポート、ちょっとしたリフォームやアフターの見積もりなども、現場監督が積算して見積もりの原案を作り、お客様に提出することもあります。

まとめ

JCCAが推奨する人員削減と作業効率UPのための5つの戦略とは、

  • 設計担当者の削減
  • 積算担当者の削減
  • コーディネーターを多能工に
  • 営業マンは雇わない
  • スーパーバイザー(現場監督とは)

以上の5つ。

この5つの戦略から、合理的な人員削減と作業効率UPが実現できています。

弊社では、1人の担当者が様々な業務をこなすことができるので、徹底的な合理化を可能にしています。

そのため、不要な人件費がかからず経費を少なく済ませることができるため、固定費が少なくすんでいるのです。

合理的な人員削減と作業効率UPは諸刃の剣。

しっかりとした仕組みを作らずにこれらのことを行おうとすると、ただ単にリストラをして残った社員に重い負担を背負わせることになり、仕事の効率がかえって悪くなったり、手抜きの原因となってしまう恐れがあります。

JCCAでは、これまでの経験から、様々な工夫を重ねて作り上げた合理化の仕組みをあますことなく加盟店へ指導していますので、加盟から短期間で新築の受注を取ることができたり、大幅な経費削減などの結果を出すことができます。

 

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