<新建ハウジングDIGITALより引用>
http://www.s-housing.jp/archives/113311

LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニー(東京都江東区)はこのほど、全国の100名を対象に、『夫婦一緒の範囲』に関する各種調査を行った。夫婦の寝室は「共有」か「別々」かを聞いたところ、「一緒がいい」と答えた人が53%だった。その理由としては「震災など予期せぬできごとが起きたときに対応しやすい」、「体調の急変に気付きやすい」との意見が男性を中心に多く挙げられた。

「別々」と答えた人は28%、「できれば別々にしたい」と答えた人は19%だった。別々にしたい理由では、「いびき」や「ライフスタイルが違うため別々にしたいが部屋数が足りない」といったものが見られた。

結婚後に下着を夫婦別々に洗うかを聞いた質問では、98人が「一緒に洗う」と回答した。「別々に洗う」と回答した2人の理由は、「実家での習慣で分けている」と「生地をいためないように分けている」だった。

そのほか、夫婦一緒に食事をとるかを尋ねたところ、「一緒に食事をとっている」という人が68%だった。回答者には、料理から後片付けまで二人で協力している人が多く見られた。「別々に食事をとることが多いが、できるだけ一緒にとりたい」は22%、「別々に食事をとっている」は10%だった。

夫婦で協力して家事をするかを聞いた質問では、「妻が(ほとんど)家事を行っている」が最多で44%。次に多かったのは、「協力して家事をおこなっている」(42%)で、それぞれの適性を見極めて家事を分担している夫婦や、分担を決めずに気が付いた方が家事を行う家庭が見られた。