<住宅産業新聞社より引用>
http://www.housenews.jp/executive/13199

 住宅金融支援機構は、2016年度の個人向け住宅ローン新規貸出額と貸出残高を公表した。それによると主な期間の住宅ローンの新規貸出額は、前年度比22・5%増の24兆5111億円となった。特に、同機構の買取債権(フラット35買取型)は36・5%増の3兆2010億円。「フラット35(買取型)」として過去最高額で、業態別の構成比率では1・4ポイント伸びて13・1%を占めた。
 フラット35の融資金利は、16年に入って低下傾向を示し、7・8月には融資率9割以下の最頻値が1%を下回る低金利となり、低金利による固定型住宅ローンに人気が集まった。四半期別新規貸出額は、前年度も大幅な伸びを示していたにもかかわらず4―6月は前年同期比57・0%増の7904億円、7―9月には58・5%増の9001億円と目立って好調だった。