<suumoジャーナルより引用>
http://suumo.jp/journal/2018/09/21/159085/

(株)住環境研究所(東京都千代田区)は、このほど「共働き子育て世帯」の生活・意識に関する実態調査を実施した。
調査対象は共働き且つ子育て世帯25~39歳の男女。調査はインターネットで2018年8月に行った。有効回答数は2,486。

「家事負担の状況」については、平日では、ママは「2~4時間未満」(45.4%)が最多、次いで「4時間以上」(38.3%)だった。パパは「10分~2時間未満」(56.2%)が最多で、次いで「2~4時間未満」(19.5%)。休日では、ママが「4時間以上」(51.6%)、パパは「2~4時間未満」(38.1%)が最多であり、平日、休日ともにママの負担が大きく、夫婦での家事分担が進んでいないことが明らかになった。

「休日に何をして過ごしているか」については、ママとパパとも「外出して家族と過ごす」、「自宅で家族と過ごす」、「たまった家事をする」がトップ3。ママについては、「それぞれが好きなことをして過ごす」と答えた人も26.7%いた。

「理想の休日」については、ママは「自宅で一人でゆっくりしたい」(42.8%)、「一切家事をせずくつろいで過ごしたい」(31.2%)、「外出して一人で過ごしたい」(20.2%)の順。一方、パパは「自宅で家族とゆっくり過ごしたい」(44.7%)、「自宅で一人でゆっくりしたい」(35.0%)、「外出して家族と過ごしたい」(34.7%)となっており、ママとパパでは休日の過ごし方の理想に大きな違いが見られた。

住まいにどんなスペースがあるといいですか?では、現在、持家の注文住宅、分譲住宅に住むママでは、一人でゆっくりと過ごすことができる「ママコーナー」(前者46%、後者44%)が「ぐっすり眠れる寝室」よりも高い数値だった。一方、賃貸のマンション、アパートに住むママは「ぐっすり眠れる寝室」(前者44%、後者46%)が「ママコーナー」(前者39%、後者40%)よりも魅力的に感じている傾向。持家、賃貸のどちらの居住形態でも、共働き子育てママは、仕事と家事を両立させているため、負担が大きく、「一人でのんびりゆったりとできるスペース」「快眠寝室」を求めているようだ。

ニュース情報元:(株)住環境研究所