<SUUMOジャーナルより引用>
https://suumo.jp/journal/2022/01/28/184977/

(独)都市再生機構(UR都市機構)は、テレワーク施設の利用状況等を確認する実証実験を行い、このたびその結果を発表した。実験は2021年1月20日~9月30日の約8ヶ月間、商業施設「グリナード永山」(東京都多摩市)の5階(約111m2)にテレワーク施設を開設し行った。
それによると、施設オープンの9時に利用を開始する人が最も多く、次いで午後早い時間(13時~15時)にテレワークを開始する人が多かった。また、平均利用時間は3時間程度であったことから、午前のみ、あるいは午後のみの利用が多いものと推察できる。

利用者は「40代」が最も多く36%。次いで「30代」26%、「50代」19%、「20代」15%と、幅広い世代の利用があった。職業は「会社員」が約8割(77%)を占めた。テレワークの頻度としては「週1~2日」が最も多く32%、「ほぼ毎日」27%、「週3~4日」20%と続いた。

自宅以外のテレワークで重視すること(複数回答)は、「集中できる環境」が最も多く75%。「設備・備品」59%、「自宅からの距離」56%、「情報セキュリティ」29%、「駅からの距離」25%だった。

テレワーク利用者が近隣店舗で使うお金(平均)は、「買い物」が1,083円、「飲食」が670円。テレワークにかけられる費用の上限は、70%が「1時間あたり400円まで」と回答した。

ニュース情報元:UR都市機構