<新建ハウジングDIGITAL 1月26日掲載記事より引用>
http://www.s-housing.jp/archives/84040

ホームリサーチ(愛知県東海市)は「エアー断熱」を販売する。壁内通気層および天井・床下にめぐらせたパイプファンとシャフトにより、壁内空気を循環させることで、夏は直射日光からの熱を空気の流れ=対流が遮断。冬場は屋根裏で温められた空気を家の中に循環させる仕組みだ。
同社の計測結果によると、天井や壁内温度の上昇を、夏場は最大10度以上低く抑えることができるという。これによりエアコン1台で、家全体の快適な温度調整を可能にする。

「パッシブハウスが作りたくても、条件的に難しい場合が多い。価格も安価で、より多くの人に快適な住環境を提供できる」と同社代表取締役の久吉崇敬さんは話す。

ファンごとに温度や時間・曜日などと連動した自動運転が設定可能。夏に外気温が下がれば自動的にファンを停止させるといった使い方はもちろん、例えば湿気対策としてクローゼットや寝室に設置、あるいは消臭のため玄関に設置し、深夜のみファンを稼働させるなどの活用ができる。またオプションによって、様々な外部機器(玄関照明など)も制御できる。
ファン4個のシステム(30坪の住宅を想定)でおよそ50万円(工務店価格は要問い合わせ)。

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