<suumoジャーナルより引用>
http://suumo.jp/journal/2018/10/09/159323/
ALSOK(東京都港区)はこのたび、全国の20歳から69歳までの有職男女500人を対象に「第2回 防犯カメラに関する意識調査」を行った。調査期間は2018年11月23日~25日。調査方法はインターネット。

普段の生活の中で防犯カメラを見ることがありますか?では、82.2%の人が「見ることがある」(前回(2015年調査)比-0.4%)と回答した。防犯カメラを見たことがある場所は、「スーパーやコンビニ、百貨店などの店舗内」(72.5%)、「金融機関やATM」(71.3%)といった、不特定多数の人物が出入りする屋内の場所が上位にランクインしている。

前回調査と比較すると、「繁華街」(+23.3%)、「観光地」(+17.4%)といった不特定多数の人が往来する屋外の場所、「会社の受付」(+18.1%)、「学校・幼稚園・保育園などの出入り口」(+16.8%)など、特定の人物しか入れない施設の出入り口のほか、「戸建て住宅の外」(+14.2%)でも防犯カメラを見ることが増えているようだ。

防犯カメラをもっと設置したほうが良いと思いますか?では、62.6%の人が「もっと防犯カメラを設置したほうが良い」と考えており、前回調査と比較して3.4%増加した。設置したほうが良いと思う具体的な場所は、「駅や駅周辺」(70.0%)、「駐車場」(69.0%)、「商店街」(63.6%)の順で、不特定多数の人が集まる場所が上位にランクインした。

防犯カメラが設置してあることで安心と感じるか不快と感じるかでは、「安心と感じる」は70.0%で、前回より4.6%増加。「不快と感じる」は15.0%(前回比+2.2%)だった。安心と感じる理由については、「犯罪の抑止になると思うから」(73.7%)が最も多い。一方、不快に感じる理由については、「監視されているように思えるから」(70.7%)が最も多かった。

また、自宅に防犯カメラを設置しているのは、全体の23.8%(前回比+1.8%)。このうち、集合住宅などで最初から防犯カメラが設置してあった人を除き、自分で防犯カメラを購入して設置した人は7.4%。防犯カメラを設置した理由は、「空き巣などの侵入者対策のため」(59.5%)が最も多かったものの、前回から15.5%減少した。その一方、「近所で不審者や空き巣などの事件があったため」(45.9%)は前回比+4.2%、「らくがきなどのいたずら対策のため」(32.4%)は前回比+15.8%。漠然とした不安へ備えるために防犯カメラを設置するのではなく、何かしらきっかけとなる事件があったり、明確な防犯意識をもって設置している人が増えているようだ。

ニュース情報元:ALSOK