<住宅産業新聞社より引用>
https://www.housenews.jp/house/17699

住友林業(東京都千代田区)の市川晃社長は、2日に行われた記者会見で、新型コロナウイルスが住宅事業に与える影響について、「住宅設備機器の配送遅れによって、3月末までの引渡しの一部の物件に遅れが出る可能性がある」との現状を説明した。

ただし、2020年3月期の業績については、「工事進行基準を適用しているので大きなインパクトはない」としている。

一方、2月度の展示場の来場組数は対前年比で2割弱の落ち込みとなるなど、顧客の動きが停滞しており「3月にも影響が出るだろう」(市川社長)と懸念を示す。

部材の納期遅れは、工場や物流が稼働すれば解消のメドが立つ。しかし、一旦冷え込んだ消費者心理を盛り上げるのは時間が掛かりそうだ。