<SUUMOジャーナルより引用>
https://suumo.jp/journal/2021/03/09/178776/

パナソニック(株)はこのたび、停電経験者と未経験者合計2,000人を対象に、災害への備えについて意識調査を行った。調査期間は2021年1月20日~1月22日。調査方法はインターネット。
それによると、自然災害について「とても不安に感じている」21.1%、「やや不安を感じている」49.0%と、約7割(70.1%)は不安を感じていることが分かった。

自然災害への備えは「必要」と86.5%の人が感じているが、実際には71.1%の人が「備えができていない」と回答。備えができていない理由としては、「具体的に何を始めればよいかわからない」(31.0%)、「特に始めるきっかけがない」(14.8%)など、「何を」「いつ」備え始めたらいいのかわからない人が4割以上いる。

また、停電経験者が実際に困ったと感じたことと未経験者が困りそうと想像するものを比較したところ、一番差が大きかったのは「照明が使えず、部屋が暗くて困った(困りそう)」(経験者53.5%、未経験者23.5%)だった。次いで「特になかった(特になさそう)」(経験者5.0%、未経験者27.8%)で、22.8%の差があり、未経験者は停電時の想像がしづらくなっている様子がうかがえる。

停電経験者の「準備・所持しておいてよかったもの(備えておいてよかったもの)」は、1位が「懐中電灯・ランタン」(58.0%)。「乾電池・充電池」(41.4%)、「レトルト食品・インスタント食品」(39.7%)が続いた。実際の声として、「懐中電灯が一つあるだけで安心感が違った。電池も余分にあったのでよかったです(40代/女性)」「地震を経験した時に一番に不足になったのが電池(30代/女性)」「子供は空腹が我慢できないのでインスタント食品などはとても助かった(30代/女性)」などがあった。

ニュース情報元:パナソニック(株)コンシューマーマーケティング ジャパン本部