<SUUMOジャーナルより引用>
https://suumo.jp/journal/2021/06/15/180599/

NPO法人「老いの工学研究所」(大阪市中央区)はこのたび、65歳以上の方を対象に「高齢者の住まいの悩み」に関する調査を行った。調査は2021年4月15日~5月31日にインターネットで実施。430名より回答を得た。
それによると、「住まいに悩みはない」人は、全体の約7%であり、高齢者の9割超は今の住まいに何らかの悩みを持っていることが分かった。悩みの上位(複数回答)は、「防犯面」がトップで32.2%。「温度管理が難しい」(31.5%)、「広すぎる(部屋や庭など)」(24.9%)、「防災面」(22.7%)、「段差や階段が危ない」(22.7%)と続いた。

男女別で回答を見ると、女性の悩み上位は「防災」(42.4%)、「温度管理」(31.7%)、「防犯」(29.5%)の順。男性は「温度管理」(31.4%)、「防災」(26.9%)、「広すぎる(部屋や庭など)」(25.5%)の順だった。男女差が大きかった(女性が男性を大きく上回った)のは、「防災」で15.5ポイント、次いで「防犯」で10.3ポイント。女性は特に「防災面」「防犯面」について気になっている様子がうかがえる。

ニュース情報元:NPO法人「老いの工学研究所」