<SUUMOジャーナルより引用>
https://suumo.jp/journal/2021/07/06/181016/

旭化成建材(株)快適空間研究所はこのたび、2度目となる「在宅勤務経験者の住まいと暮らしの意識・実態」調査を行った。調査は、首都圏居住者で2021年1月~2月に在宅勤務をした人を対象に実施。調査時期は2021年3月5日~3月9日。回答者数は1,065名。
それによると、在宅勤務環境に対する満足度については、満足(「大変満足」「満足」)している方は約4割(40%前後)。一方、不満の割合に目を向けてみると、「住宅内のオン・オフの切り替えができる環境」で不満(「大変不満」「不満」「どちらかといえば不満」)の割合が最も高く、オン・オフの切り替えに悩みを抱えている方が約3割(31.3%)いることがわかった。

新型コロナウイルス感染拡大前と比較して、「仕事と家族・自分時間のバランス」が変化しましたか?では、変わった人(「かなり変わった」「変わった」「少し変わった」)は61.2%と、「仕事と家族・自分時間のバランス」に変化が生じている傾向があるようだ。

「自分が好きに使える時間」が増えたと思うかについては、増えた(「かなり増えた」「少し増えた」)と回答した割合は66.6%であり、在宅勤務の導入によって、自宅での時間の使い方に変化が生じている可能性が伺える。また、性年代別に比較すると、女性30代が「かなり増えた」と回答している割合が最も高く27.5%に上っていた。

主に在宅勤務をしている場所は、「リビング・ダイニング」が最も多く54.1%。次いで「個室の書斎」が27.4%で続いた。理想の在宅勤務の場所については、最も多いのは「個室の書斎」で49.7%。次いで「リビング・ダイニング」43.8%だった。理想とギャップがあるものの、大きく「個室」派、「共有スペース」派の2つに別れていることがわかる。

ニュース情報元:旭化成建材(株)