<SUUMOジャーナルより引用>
https://suumo.jp/journal/2022/06/14/187843/

ハウスコム(株)はこのたび、「部屋選びとライフスタイルに関する調査」の結果を発表した。調査は2022年4月29日~5月1日の期間、「ポストコロナ」(2021年4月以降) と「コロナ前」(2010年~2019年)の賃貸物件への引越し経験者それぞれ約600人を対象に行った。
それによると、引越し先の間取りは「1K」が24.1%と最も多く、コロナ前(24.4%)より0.3ポイント減少した。2位は「2LDK」で15.9%、コロナ前(14.3%)より1.7ポイント増加している。階数は「2階」が39.5%で一番人気となり、コロナ前(35.6%)より3.9ポイント増加。2位は「1階」で19.1%、コロナ前(21.7%)より2.6ポイント減少した。家賃は平均「7万999円」でコロナ前の6万3,912円より7,086円増加した。

部屋の設備の導入率については、「独立バス/トイレ」が73.7%と、コロナ前(67.9%)より5.8ポイント増加し、「フローリング」(ポストコロナ:65.8%、コロナ前:59.7%)や「バルコニー/ベランダ」(同60.3%、同57.2%)を選ぶ人も増えている。築年数は平均「14.96年」でコロナ前(16.14年)より1.18年浅く、新しい物件が以前より好まれているようだ。

引越しを検討する際の考え方については、「物件は単純なスペックではなく、自分のライフスタイルに合っているかで選ぶ」(「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計:84.0%)は、コロナ前より7.8ポイント増加。「学校や会社から遠くても広い物件に住みたい」(同46.2%)は、8.8ポイント増加した。また、「家賃が高くても自分の好きな街に住みたい」(同43.6%)も4.2ポイント増加しており、好きな街に住むことを優先したいと考える人が増えている。

家の周辺環境で「あってほしい」と思う施設や場所は、「スーパー」(75.8%)、「コンビニ」(69.7%)、「ドラッグストア」(64.5%)の順となり、近所で日用品の買い物ができることが重要だと考える人が多い。一方、コロナ前と比較すると「夜間営業している飲食店」(22.5%)が6.2ポイント、「テイクアウトができる飲食店」(32.0%)が6.0ポイント、「スポーツジム」(15.9%)が6.1ポイント、「銭湯・サウナ」(22.7%)が5.2ポイント増加。夜間に利用できることやテイクアウトできる飲食店のほか、自宅周辺で通えるスポーツジムや銭湯・サウナを求める人も増えている。

ニュース情報元:ハウスコム(株)