定年退職後の暮らし、85.8%が「金銭面で不安」
<SUUMOジャーナルより引用>
http://suumo.jp/journal/2019/06/18/165059/
(株)マイスター60(東京都港区)は、定年退職後の老後対策などを調査するため、「定年退職後の暮らし」に関するアンケート調査を行った。調査は2019年3月22日~3月27日、インターネットで実施。50代会社員夫婦1,000名より回答を得た。
それによると、定年退職後の暮らしで金銭面に不安がありますか?では、「とても不安に感じる(40.4%)」、「どちらかというと不安を感じる(45.4%)」と、合わせて85.8%の方が不安を感じている。男女別だと女性の方が不安に感じている割合は高く、全体の87.4%が不安と回答した。
退職後の家計について、どの程度考えていますか?では、「しっかりと考えている」と回答した方は8.9%に留まり、「あまり深く考えていない」が44.0%と最も多かった。85.8%の方が老後の金銭面での不安を感じている一方、老後の家計については、考えていると回答した方と考えていないと回答した方はほぼ半々に分かれ、将来は不安だけれどあまり真剣には考えられていないという二面性が見て取れる。
自身及び配偶者が勤める会社に定年制度がないと回答した方(847名)を対象に、定年退職後は希望通りの働き方や暮らし方ができると思うかどうかを聞いた項目では、「実現できないと思う」との回答は11.8%。「実現できると思う」という回答(6.6%)よりも多く、「どちらかというと実現できないと思う」と回答した37.7%と合わせると、半数の49.5%が実現できないと感じている。
自身が勤める会社に定年制度がないと回答した男性480名を対象に、定年に向けて具体的な準備をしているかをそれぞれの活動項目で聞いたところ、現在取り組んでいると回答した方の割合が最も多かったのは「お金や資産運用の勉強(16.5%)」で、「これから取り組む予定」と回答した方も43.3%と最も多く、「過去充分に取り組んだ」と回答した7.1%を合わせると、全体の66.9%が資産運用に何かしらの関心がある(あった)ようだ。
ニュース情報元:(株)マイスター60