住宅関連ニュース

参考サイト:http://sumai.nikkei.co.jp/news/house/detail/MMSUn2000012112015/

 

大手住宅メーカーの10月の戸建て注文住宅の受注状況(金額ベース、速報値)が11日出そろった。7社のうち、パナホームなど 4社が前年同月比3~20%増だった。旭化成ホームズ(アパート含む)は3%増だったが、旭化成建材による杭(くい)打ちデータ改ざん問題により一部で解 約が出ており、先行きは不透明だ。

 

 前年同月は消費増税の反動減の影響で受注が低調だったため、増減率はプラスとなる住宅メーカーが多い。パナホームは20%増、大和ハウス工業は6%増、住友林業が4%増だった。積水ハウスは同水準だった。一方でミサワホームは5%減、三井ホームは10%減と苦戦した。

 

 旭化成ホームズは10月の受注ではデータ改ざん問題の影響が限定的だった。受注額が前年を上回るのは5カ月ぶりで10月としては過去最高。同社は戸建て住宅単体の数字を公表していないが、前年を上回っているという。

 

[2015/11/11 日本経済新聞 電子版]