<suumoジャーナルより引用>
http://suumo.jp/journal/2018/08/06/158224/

(株)エス・エム・エスはこのたび、「介護をする家族の生活変化についての意識調査」を実施した。
調査対象は介護に関わる家族394名。調査期間は2018年6月28日(木)~7月9日(月)。調査方法はインターネット。
介護が始まり、生活や仕事などで変化があったものはありますか?では、1位は「時間」で82.3%。2位「仕事」(58.6%)、3位「お金」(53.9%)と続く。
具体的にどう変化しましたか?(フリー回答)では、「訪問介護、通院等で、自分の自由になる時間が激減した」「離職・実家に住み込み・金銭的援助・プライベートな時間はほぼない」「雇用形態の変更を検討中」などがあった。

介護が始まり、離職の経験はありますか?では、1位は「ない」で69.9%。2位は「自分自身が介護離職した」(25.5%)、3位に「近々自分もしくは家族が離職の予定」(3.5%)と続く。
介護離職した・離職予定がある人は、生活費において親の年金よりも自身の貯金や家族の収入に頼っている傾向であることも分かった。
離職後の生活費は、1位「自分の貯金」(51.0%)、2位「家族(夫や子供など)の収入」(48.1%)、3位「親の年金」(42.3%)だった。

2018年8月から介護保険サービスを利用する一部の人の自己負担割合が3割に引き上げられることについては、「知っている」は約半数。
引き上げについては、「たくさん収入のある人からは取らないと、制度は崩壊する」「お金がある高齢者には負担してもらった方が良い」といった声があがっている。

ニュース情報元:(株)エス・エム・エス