<suumoジャーナルより引用>
http://suumo.jp/journal/2018/11/09/160002/

(株)ハルメク(東京都新宿区)は、11月11日の「介護の日」に合わせて、50~79歳のシニア女性400名を対象に「介護」に関するアンケート調査を行った。調査は2018年7月にWEBで行ったもの。
現在・過去に親や配偶者の介護経験がありますか?では、約4人に1人となる26.3%が「あり」と回答した。介護対象者は「実母」が64.8%と群を抜いて多い。次いで「実父」(36.2%)、「義母」(30.5%)、「義父」(19.0%)、「配偶者」(6.7%)の順。

親の介護経験者が、介護にかかった費用は平均で約7万3,000円/月だった。また、今後、親や夫を「介護する」ことへ不安を感じている人(非常に不安+やや不安)は全体の78.6%。自分が「介護される」ことに不安を感じている人(非常に不安+やや不安)は81%と、不安度は非常に高い。

一方、自分が「介護されること」に備えている人(しっかり備えている+すこし備えている)は、全体のわずか35%。介護経験がない人では3割未満という結果だった。

将来「介護する」不安トップ3は、1位「お金が足りるのか分からない」で57.3%。2位「漠然とした不安がある」(49.3%)、3位「施設に入れるのか分からない」(31.5%)、4位「(一緒に)看てくれる人がいるのかわからない」(30.3%)、5位「仕事との両立が難しい(または不可能)」(26.0%)と続く。

介護経験者に、介護で「精神面」「身体面」で頼りにしている(していた)人をたずねたところ、いずれも「子ども」を頼りにした人が1~2割強。約8割は子どもを頼りにしていないようだ。

ニュース情報元:(株)ハルメク