<suumoジャーナルより引用>
http://suumo.jp/journal/2018/11/27/160399/?ranking=4

(株)オールアバウトと大阪ガス(株)はこのほど、「家計と暮らし調査」の結果を発表した。
この調査は消費税増税決定直後の2018年10月19日~10月24日に行ったもの。対象は関東(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)と関西(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)在住の20~60代の男女1,000名。調査方法はインターネット。

家計で減らしたいものは何ですか?では、全世代で1位に挙がったのは「電気代」で49.3%だった。次いで「水道代」(44.4%)、「ガス代」(40%)と光熱費が続き、生活インフラ費用を見直したい意向が明らかになった。一方、減らしたくないものは、全世代で「預貯金」が1位だった。

年代別に「減らしたいもの」を見てみると「通信費」の削減意向に特徴がある。20代で30%、30代で32.5%、40代で40%となり、年代が上がるごとに「通信費」を削りたい意向が高まる結果となった。20代にとっての「通信費」は「食費」や「外食費」よりも削れない必要経費として捉えられ、40代にとっての「通信費」は「電気代」「水道代」「ガス代」と同じように、節約できるものと捉えられていると推測できる。

収入が増えたら家計で増やしたいものは何ですか?では、60代を除く全世代で1位に挙がったのは「預貯金」だった。全体のTOP3は「預貯金(49.5%)」「旅行費(41.5%)」「旅行以外のレジャー費(35.0%)」といったレジャー関連の費用が挙がり、貯金はしつつも家族や夫婦で旅行などを楽しみたいという意向が伺える。

10年前と比較して家で過ごす時間が増えましたか?では、「増えた」(「増えたと思う」と「まあ増えたと思う」の合算)が60.8%となり、家で過ごす傾向が高まっている。また、今年の冬に家で過ごす時間は、53.7%が「増えると思う」(「増えたと思う」と「まあ増えたと思う」の合算)と回答。外出よりもインドアな余暇を志向する傾向がこの冬も続くようだ。

今年の冬家で過ごす時間が「増えると思う」と感じている人の過ごし方は、「テレビ視聴(38.4%)」「のんびり過ごす(28.4%)」「家事(25.5%)」という結果だった。

ニュース情報元:(株)オールアバウト